風が吹くとき

2024.06.19

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予告編解禁しました!

今回のリバイバル上映にあわせて作られた60秒の予告編が解禁となりました。

解禁された約60秒の日本語吹替版予告編は、今回のリバイバル上映にあわせて新たに作られたものです。デヴィッド・ボウイによる映画タイトルと同名の主題歌「When The Wind Blows(風が吹くとき)」が流れる中、原爆による惨状が露わとなる本作の象徴的なシーンが連なる構成となっており、短いながらも強いインパクトを残す内容となっています。

今回、予告編の解禁と同時に、スタジオジブリの鈴木敏夫氏からもコメントが届きました。当時、雑誌「アニメージュ」の編集長をしていた鈴木氏は、『風が吹くとき』が日本で初公開された1987年8月号で「緊急特集」として、表紙を含む巻頭14ページを割き、本作を大々的に特集した。コメントの通り、まさに「大冒険」の特集だったと推察されます。

<鈴木敏夫さんコメント>
ふたつのことを思い出す。
月刊『アニメージュ』で大特集したこと。
原発の記事も書き、当時としては大冒険だったが、その号は3日で完売した。
もうひとつは、英国版の声優ジョン・ミルズのこと。
僕が少年時代から大好きなヘイリー・ミルズのお父さんだった。
■鈴木敏夫(スタジオジブリ・プロデューサー)

※1:ジョン・ミルズ(1908-2005):英国の俳優。『風が吹くとき』では声の出演でジムを演じた。デヴィッド・リーン監督作品の常連俳優として、また『ライアンの娘』(70)ではアカデミー賞とゴールデングローブ賞の助演男優賞をぞれぞれを受賞。1973年にサーの称号を得ている。
※2:ヘイリー・ミルズ(1946-):名優ジョン・ミルズの娘で、『ポリアンナ』(1960)でアカデミー賞子役賞、ゴールデングローブ賞有望女性新人賞を受賞。子役時代は多くのディズニー映画に出演した。

■映画.com 「核戦争の脅威を描く英国アニメ「風が吹くとき」デビッド・ボウイの主題歌流れる日本版予告編、新場面写真、ジブリ鈴木氏コメント公開」

■映画ナタリー 「アニメ映画「風が吹くとき」再上映のため新たに制作した予告解禁、鈴木敏夫のコメントも」

■Weekend Cinema 「デヴィッド・ボウイが歌う主題歌「When The Wind Blows」を使用『風が吹くとき』予告編解禁 スタジオジブリ鈴木敏夫からコメント到着」

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